パウル・バドゥラ=スコダのピアノリサイタルその2
改めて振り返ると、パウル・バドゥラ=スコダという人の音楽の本質に切り込む力の凄さを感じます。ベートーヴェンのソナタ31番の第2楽章の和音一つ一つが、実に重く、まるでベートーヴェンの苦労の多かった音楽家としての、人生の縮図であるかのように聴こえました。この人の演奏は、単に美しいとか、うまいとかいう次元を超えたところにあると思います。これほど尋常でない集中力で本質にせまる演奏家って、ちょっといないかもしれません。買ったCDも大変素晴らしいものでした。こちらは、大変さわやか。
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